結婚生活って、何なのかね。寅さんはそれを「所帯を持つ」という言い方をして、「元々他人だった男と女が一緒に同じ飯を食べ、屋根の下で暮らす事よ」と述べたけれど、要するに血のつながりのない男女が平凡で何気ない毎日を送る事だね。何気ない事ね。派手さなどはない。派手なものに人間の幸福はないわけだから。体や目に障碍を持つ人もそれは変わらないと。昔から僕は挙式に大金掛けるカップルの気が知れない。芸能人はファンサービスの面もあるから別にして。結婚の最初に派手に大金掛けると、そのイメージを引きずって、平凡の中に幸福を求める事ができなくなるのではないか。挙式に大金は実は不幸な事だと。結婚も情緒的に見たらダメだと。哲学的はオーバーにしろ、地味な視点が必要だと。このメールは男女の別なく、送るわけです。
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　「挙式に大金」に表されるように、結婚は派手というイメージも、身障者が結婚関係から排除される一因なのではないか。追及する価値はあると思う。