(画像出典=MBSニュース)
この記事を見て
セブンイレブンが
以前
賞味期限切れ間近の商品をディスカウントする
「見切り販売」を
厳しく禁止していたことを
思い出しました。
この件では
オーナー側の勝訴が確定しているのですが
裁判に負けても
賠償金が安かったためか
あまり実態は変わっていないようです。
本部にたてつく加盟店の近くに
新規にセブンイレブンを出店させて売上を減少させる(ドミナント出店)
という暴力的な運営を問題にするジャーナリストもいます。
セブン本部は
「ブランドイメージの失墜」を
「見切り販売禁止」の理由に挙げていますが
商品廃棄分のロイヤリティも加盟店側が支払う
「ロスチャージ会計」というシステムがあり
セブン本部にとっては
加盟店に「見切り販売」されるよりも
「廃棄ロス」が出るほうがロイヤリティが多くなる
という理由があるとも言われています。
お金儲けが「浪費」を強制していると感じます。
消費者が
過剰な品質を求めないことで
それに対抗することができるのではないでしょう?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190420-00010000-mbsn...
「賞味期限切れ商品」を売るスーパーが大阪に 食品ロス問題に“買う”という選択肢
4/20(土) 14:30配信 MBS
「消費期限」は安全に食べられる期限、「賞味期限」はおいしく食べられる期限です。そのため「賞味期限」を過ぎたら「食べる派」と「捨てる派」に人によって選択肢が分かれます。そんな中、大阪に賞味期限を過ぎた商品などを取り扱うスーパーができました。消費者が「買う」という選択肢で食品ロス問題に取り組んでいます。
「賞味期限」が過ぎていても「食べられるものを格安で販売」
松本麻衣子アナウンサーがやって来たのは、大阪・福島区。JR野田駅からすぐの「ecoeat(エコイート)」です。一見、普通のスーパーなんですが…定価600円のラーメンがなんと20円!1000円の夕張メロンゼリーは180円!驚きの価格にお客さんの反応は…
(女性)「衝撃価格!」
(女性)「めちゃくちゃ安いんちゃいますの。生鮮食品やったら気にすけど、乾燥食品なら関係ないと思う」
「賞味期限切れ商品」を売るスーパーが大阪に 食品ロス問題に“買う”という選択肢
MBSニュース
どうしてこんなに“格安”で販売できるのでしょうか?
「賞味期限が残り短くなったり、過ぎてしまったり、パッケージが傷んでしまったり。我々が商品を引き上げしなければ、廃棄される可能性が非常に高い商品が並んでいる」(NPO法人「全国もったいない市場」 高津博司さん)
「結構な量ですよね…」(松本アナ)
「これも一部ですので、同じ商品が別の倉庫にストックされていたりしますから」
実は、このお店の商品はほとんどが賞味期限ギリギリか、期限を過ぎてしまったもので、メーカーから格安で仕入れているというのです。並べてあるの一部を確認すると…ある調味料は去年の年末が期限だった商品。カップ麺はあと1か月で賞味期限切れです。
(松本アナ)「失礼を承知で言いますが…売っていいんですか?」
(高津さん)「売って大丈夫です。消費期限が切れたものは販売しない。賞味期限が過ぎたものの中で、安全に食べられるものに関しては販売」
この店では、店頭に出す前にスタッフが試食して味を確かめています。松本アナウンサー、水を入れて作る非常食のわかめごはんを試食させてもらいました。まずは、まだ賞味期限を過ぎていないものからいただきます。
(松本アナ)「うん、おいしいです」
次に、去年の夏に賞味期限が切れたものをいただきます。
(松本アナ)「言われなければ、どっちがどっちかわからないくらい」
食品業界独特の商慣習「3分の1ルール」
そもそも賞味期限が迫ったり、切れたりしている商品が、なぜこんなにたくさんあるのでしょうか?それには、食品業界独特の商慣習が関係していました。その慣習とは、3分の1ルールというもの。例えば賞味期限が6か月の商品の場合、3分の1である2か月ずつに区切って考えます。メーカーがスーパーに卸せるのは製造から2か月まで、スーパーの店頭に置けるのは、そこからさらに2か月後まで。それを越えるとメーカーに返品され、結局廃棄処分されることも多いといいます。
食品メーカー側からは?動き出す企業も
そこで、高津さんたち「全国もったいない市場」では廃棄処分寸前の商品をメーカーから買い取り、格安で販売しているというわけなんです。高津さんが「賞味期限切れ商品」に目を付けたのは4年前。福祉施設への食糧支援を行うNPO法人を立ち上げたときでした。
「賞味期限が過ぎそうとか廃棄されているものが結構あって、一度前向きに購入を検討してみようかなという中で、これいけるじゃないかと」(高津博司さん)
すると、食品メーカー側からも意外な反応があったそうです。
「(賞味期限切れ商品の処分には)1キロ70円の処分費用がかかる。プラスそれを運ぶ送料・運賃もかかりますから、トラック1台で何十万もかかる。それが0円になると経済的にも(経費が)浮く」(高津博司さん)
こうした賞味期限切れ商品を扱うお店は少しずつ広がっていて、たとえば東京・代官山ではお茶専門店として知られる「ルピシア」が、「もったいない」をコンセプトに作った訳あり商品ばかりを扱う店があり、賞味期限切れの商品を一律20円で販売しています。
どのぐらいまで食べていい?専門家の見解は
とはいえやはり気になるのは、賞味期限切れの商品を食べてもいいのか、そして、少しくらい越えるのはいいとしても、どのぐらいまでいけるのか、ということ。そこで訪れたのは、大阪市にある「くらし科学研究所」。ここでは、製造してから日が経った食品に含まれる細菌の数を検査をして、メーカーが賞味期限を設定するためのデータを揃えています。この検査を担当する天羽康憲さんに賞味期限が切れたものを食べても安全なのかどうか、聞いてみると…
「字の通り味に関する保証『この期間はおいしくいただける』という目安が賞味期限。すぐに傷むものではない、食べた人の健康に害を及ぼすものではない。メーカーによって差はあるが、大きなメーカーほど(賞味期限に)余裕をも持たせている。例えば180日後の賞味期限がついた商品はその3~4割程度(70日分)余裕を持たせている、安全マージンを残していると思われます」(検査担当 天羽康憲さん)
実際エコイートを訪れるお客さんも不安はないといいます。
(男性)「賞味期限ってあってないようなもんかなと思っているので、私は特に気にしていない」
(女性)「今飲んだり食べたりするには全然大丈夫なので、ありがたいと思って来ました」
高津さんは、店舗で格安販売を続ける一方、福祉施設などへの食糧支援も続けています。この仕組みが定着すれば、まだ食べられる食品が捨てられてしまう日本の現状を少しでもよくできるのではないかと考えています。
「ビジネスとしても継続できるようにして、全国的にもこれを広めようと。日本の将来のために頑張りたい」(高津博司さん)
(4月18日放送 MBSテレビ「ミント!」内『特命取材班・チームF』より)
コメント
もっさん
2019年 04月22日 10:27
賞味期限が切れていても
買ったその日に食べれば問題なしですもんね。
消費者にもメーカーにもいいことづくめのこのお店
全国に広がってほしいです。
Yoshi
2019年 04月24日 15:37
賞味期限は1日過ぎても ぜんぜん大丈夫ですよ^^
ボクなんて 我が家の残飯整理係りなので 2、3日過ぎても平気で食べています(笑)
コンビニオーナーも大変ですね~><:
kinchan2008
2019年 04月25日 21:51
>もっさんさん
賛成です。
古い人間なので
どうしても「命をいただいている」という感覚が残ります。
kinchan2008
2019年 04月25日 21:53
>Yoshiさん
ファミリーマートやローソンは
もっと柔軟だし
オーナーさんたちとの関係も良いようですね。
個人的には
そちらを応援したくなります。