「恋愛感情」はありふれた言葉だが、結婚感情なる言葉は聞いた事が読者の皆様もないだろう。僕が勝手に作った言葉である。今の日本でも、大体が恋愛感情から結婚する。しかし、恋人時代の熱い感情的な関係のまま結婚後もそうして、夫婦の自覚もなく、すれ違いから大ゲンカしたり、子供が生まれてもまともに協力して育てられず、子供を不幸にしてしまう事件も後を絶たない。心愛ちゃんみたいなも多い。逆に、例は少ないが、出会った瞬間から相手との結婚生活を脳裏に浮かべて、双方が結婚生活イマージュ(イメージのフランス語。英語のイメージとは違い、「魂の底からの想像」という意味があるそうだから、結婚関係では、その言葉を使いたいと僕は思っている)を持ち合い、そのまま幸福で一方が他界するまで結婚生活を続ける例もある。僕の旧友にもそのような例があり、僕も二人を想い、色々と考えさせられています。
次第に、恋愛感情の他、結婚感情があり、幸福な結婚への道の一つは後者の相手を見つけて結婚する事ではないかと思うようにもなっています。勿論、恋愛感情から結婚して、幸福になった夫婦もたくさんありますが、そのような夫婦は二人共「頭の切り替えが早い」例なのですね。「恋人時代は終わった。これからは頭を切り替えて、夫婦愛を作ろう」と。でも、人間は頭の切り替えが早い人ばかりではありません。切り替えがうまくいかず、恋人時代のままの気持ちしか持てない夫婦が悲しい事になるのかもしれません。恋人時代は特に強調しなくて良いですが、夫婦になれば強調しなければ共に生きていけない。それだけでも大違いですからね。
因みに、結婚感情を持ち合える相手の探し方の一つは、自分なりの結婚生活を心の中でイマージュして、異性友人たちに話せば、かなり判ります。結婚と言おうか、共に暮らしている姿を話し合い、心で浮かべ合い、ほのぼのした幸福感を持ち合えるような人こそ、結婚感情を持ち合える相手だと思います。僕は身障者で普通の人とも、他の身障者とも生活が違うから、はっきりと話せるし、何も身障者でなくても、人間の生活は個性的だから、誰でも可能だと思います。
コメント
Yoshi
2019年 03月16日 10:24
結婚感情。。。素晴らしい言葉と意味ですね^^b