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1954年3月1日は「ビキニデー」です。

マーシャル諸島のビキニ環礁でアメリカが水爆実験を行い
周辺海域で操業中の日本の漁船1,000隻以上が被曝しました。

焼津のマグロ漁船・第五福竜丸は
無線長の久保山愛吉さんが
半年後に亡くなっています。

また
ビキニから180km離れたロンゲラップ島民は
避難させられずに
多くの島民が「死の灰」を浴びました。

急性放射能障害が島民を襲いました。

３年後
「安全宣言」を出しますが

それを信じて帰島した島民は
実験当時島にいなかった人も含めて

残留放射能で
食物を通じて内部被曝をしてしまいます。


1996年4月
国際NGOが起草した「核兵器禁止条約」は
2017年7月7日に
122か国・地域の賛成多数により採択されましたが

核保有国は全く参加していませんし
ヒロシマ・ナガサキ・ビキニと核兵器による死者を出した被爆国・日本も

不参加です。


採択には
核兵器廃絶国際キャンペーン（ICAN）の貢献が大きいとされ

ノーベル平和賞を受賞しましたが

2018年9月現在で
世界には約15,000発の核ミサイルと
それとは別に
ミサイルにいつでも搭載できる核弾頭20,000発以上が
存在しているそうです。


米朝対話は
希望もありますが

それが一瞬で台無しになる危険が
十分続いていることを


覚えておく必要があると思います。



「かなしみの太陽」



　　　　　　作詞・作曲＝kinchan2008

太陽　この地上のすべてのもの
命　与えて時代をめくる
たとえ　生きるためのわずかな牙
彼が　許したとて命のうち

　ただひとつ　許されぬ 　原子の斧を
　いたずらに　人間の　 　右手が持つ

かなしみの太陽は近い
燃えたぎる涙を落とすの
振り上げるその手を止めて
振り下ろすその手を止めて

かつて　海辺の街　はるかな夏
光る　大地揺らぐ　叫びを聞く
二度と　その地獄を見たくはない
誰が　忘れられる　地球の傷

　それなのに　裏切りは　また現れた
　再びに　　　狙われる　わずかの夢

かなしみの太陽は近い
燃えたぎる涙を落とすの
返してよ私の命
返してよ奪い去る前に

　振り向けば　苦しみの　屍たちが
　やすらぎを　求めてる　明日の愛

かなしみの太陽は近い
燃えたぎる涙を落とすの
うずくまる瞳集めて
試してよ大きなハーモニー