昨日(16日)、入浴。その効果はよく判らないが、今日は昨日よりは腰に力が入るようになっている。相変わらず、カイロで患部を暖めている。経過から少し述べよう。
腰部に違和感を持ったのは1月7日。痛み止めの塗り薬を塗った。その説明書には、効能として「腰痛・筋肉痛」もあるわけだし。以後、毎日、朝夜と塗ったが、むしろ、状態は悪くなり、患部が痛くなってきた。腰の力も次第に衰えていった。「寒が入る」が原因だと思い、10日から患部にカイロを当てたが、後も悪化。12日に「その塗り薬は患部を冷やす働きがあるから、逆効果ではないか」と思うようになり、塗るのを止めた。後、少しずつだが、良くなっている。
その塗り薬は打撲や捻挫みたいなものには効果があるはずだ。または、炎症性の筋肉痛とか。「冷やす」働きがあるから。でも、今回のように、冷えが原因の腰痛にはどうなのか。塗れば塗るほど、腰痛はひどくなる事も十分に考えられる。もし、以上に僕が気が付かず、ずっと塗り続けたら、大変な事になったかもしれない。気が付いて良かったと思う。
今回は外科医には行かなかったが、そこに行くと腰痛の時は「湿布薬」を渡される事が多いと聞いている。その「湿布薬」も何なのか。種類は色々あるが、冷やす効果の多い湿布薬が多い。ならば、それを貼り続けても、その塗り薬と同様になる。その他、唐辛子の入った温湿布もあるが、それは皮膚を傷めるから、別の意味でよくないわけである。大体、日本の患者は病院に行き、薬をもらわないと納得しない面もあるから、大量の薬も出すと聞いた事もあるが、薬は薬でも症状と逆の効果の薬は困ったものである。冷えが原因の腰痛の一番の対策はカイロだが、それも一種の薬として認定できないものかとも思う。その他、医者には行かず、腰痛になったら、市販の痛み止めの塗り薬や貼り薬でしのぐ人も多い訳だが、その場合も冷えが原因の場合は逆効果の薬を使い、悪化させている例も多いかもしれない。今の日本は何千万人もの腰痛の人たちがいるとよく聞くが、中にはそのようにして症状を悪化させている例もあるかもしれないと思った。
「冷えには暖める」は治療の鉄則である。冷えの症状に、冷やす薬は恐ろしいわけである。