「不穏」穏やかではないこと。状況が不安定で危機や危険がはらんでいること。反対語・・・平穏。
俳優に成りたての柳沢慎吾が若山富三郎と邂逅したエピソードは語り口もあいまって楽しめる。まずはコチラをどうぞ☆
https://youtu.be/QYG4C5Ud3HU
極悪坊主
https://youtu.be/jO8276opYIk
確かに東映のスターの一人であることは間違いないのだが、じゃどんな作品で主役を張ったか言えといわれて言えるのは結構な東映マニア。「極道シリーズ」とか「極悪坊主シリーズ」。東宝から配給された「子連れ狼シリーズ」あたりか。
子分の俳優・スタッフを連れ歩き、すぐに手が出るというライフスタイルは「不穏」そのものの生き方であり丹波哲郎が苦言を呈したのもよくわかる。殺陣師としての矜持。スターとしての自負を割り引いたとしても「なんだかなあ」と思うのは普通の感覚だろう。
もっとも枯れた後年は渋い脇役として好々爺を演じる手数の多い脇役となり弟の勝新太郎よりも演技者としての評価が高い。
で、「不穏」ですよ。
年を重ねるという事は若さを失う代わりに経験値は増える。
「これやったら周りがどう思うか」
「これをしなかったり知らなかったら恥をかくな」
などという危機回避能力はボケない限り、そこそこ身についていくわけで。
「不穏」から身を遠ざける術を覚えていくわけですな。
冒頭の柳沢のエピソードにしても「スター若山の矜持」を笑っている点ですでに
「不穏」なわけだが、なんせ若山はもう死んでるし(笑)。
まあしかし最近思うのは加齢したからといって「平穏」に向かわなくてもいいんじゃねーのという事。
ほどよく「不穏」。ほどよく「非常識」。コイツこの年齢でまだこういう酔い方しかできねーのかとか、こういう女の口説き方すんのかとか陰口を言われたい。
なんか人から悪口を言われて無いと「生きてるって気がしないのよ☆」なんであります。
そんな中で
「わかる人だけにはわかる」セグメントを当方がしていくわけですわ。
イリーガルである必要は必ずしもないがモラルに縛られる必要もないとは最近思います次第です。
「不穏」な音楽と言われてハテ最近聞いているのは
「5分で熟睡できるヒーリングミュージック」の類ばかり。
これじゃイカンと昔の記憶をたどってみましたよ☆
このあたりか。
http://youtu.be/Z8o1sqHUlgc
・・・・なんか違うなぁ。この項続く。
コメント
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2019年 01月12日 09:41
矢鱈にキレる老人、というのは論外として
>コイツこの年齢でまだこういう酔い方しかできねーのか
こういうのイイですよな。
リタイアして所謂「無敵の人」になったら思う存分、外でだらしなく酔っ払うような生活を送りたいと思います☆
もっさん
2019年 01月12日 10:04
ほどよく「不穏」ほどよく「非常識」な生き方は
長年の経験を重ねた、いい年をした人だからこそ
カッコイイんだと思います。
是非、そんな生き方を貫いてください。
ねこ
2019年 01月13日 11:46
加齢しても平穏に向かわなくていいのではに同意です。
>なんか人から悪口を言われて無いと「生きてるって気がしないのよ☆」なんであります。
心狭いので、こういう人に私はなりたい
猫澤賢治