例えば、今も中国やベトナムの農村部では「おイエの恥」で障碍児を隠したままの所もかなりあるらしい。アグネス・チャンが言っているが。何も障碍関係でも、中国だけでもない。日本でも今も色々あるね。イエの問題を見ないと、児童関係・高齢者関係も見えてこない。壮年期以降の人たちの問題すら。結婚問題に深く絡むから。障碍者を兄弟姉妹に持つ人は御縁が遠く、非婚例も今も多いわけだし。非常に深刻な問題である。
以上の件はいくら学校問題を論じても出てこない。イエの件は結婚問題を通して現れてくるが、学校は結婚はたまにの教師同士しかない所だから。児童・生徒も、父母も結婚しないよね。だから、判らない。他に、経済問題も学校からは見えないし。学校から社会問題・福祉問題は見えてこない。VYSも行き詰まったわけだよ。また、例の乙武氏が遊び人になったのも判る気がする。最初は真面目だった氏だが、学校活動ばかりしていた。例えば、僕がS園で見た職員過労とか、身障園生の結婚問題みたいな事は学校ではないからね。社会問題が見えない所にばかり行っていると、問題意識も持てるわけもなく、しまいには遊び人になるのではないだろうか。あのままVYSが続き、学校問題に長くのめり込んでも構成員は遊び人にしかならないだろうね。
学校の人たちはもっと社会見学を増やさないと、時代に取り残されるわけだが。難しい所ですよ。