前回の続き。
ゆえに前回日記未見の方はコチラでターン☆オフ推奨。

で生産性のないＬＧＢＴ問題について。

まあ四ついっぺんだとまとまりがつかないので今回はＧな。
ゲイ市民権のお話と生産性についてです。

まずは一般の少数派の立場でないヒトのゲイのイメージってこんな感じだな。
ゆっこママ。新宿二丁目の大立者で銀座にも出店する当節のカリスマ・ゲイ。



テンポよく隙間を作らない芸風というかゲイ風はマスコミの作った虚像というだけではなく実際ゲイバーのママはなど「ゲイを売り物」にしている方はこのタイプ多い。
ただ商売上の便宜ゆえ店から出ると普通のおじさんおばさんにジャガーチェンジする場合もある。

しかしこのタイプが100人集まってデモを繰り広げただけでそれは単なるフリークスの珍道中にしか一般の多数派からは見られない。そしてそもそも頭のいいゲイはそんな悪目立ちは意味のないことと理解しているので「静かにほっておいて欲しい」という思考の流れになることが正直なところだろう。

しかしサイレントのままではいつまで経ってもマイノリティのまま。それが日陰者的なレッテルを貼られ「生産性がない」などと揶揄されるのであればだ。
これはマイノリティに対する「差別」であり、差別・区別する群れの側にはいたくないと個人的には思うわけ。

で、ゲイの市民権という部分、マイノリティからの脱却へのカンフル剤として考えられるのは昔から行われている手垢のついた手法ではあるが、やはり「社会的影響力のある人間のカミング・アウト」だと思うわけですよ。

この役割は電波芸者やら河原乞食のヒトたちでは担うことはできない。

名のある政治家
名のある実業家
宗教家
大学教授
芸術家
思想家・哲学者
などなど。

社稷の民では残念ながらその位相の逆転をすることは難しいんだよね。
面倒な言葉で言えば国家権力とは何のかかわりももたぬ位相で持続される基底共同体民では駄目ということ。

市民権を得る順番としては
最初に世に名を成す仕事をする。
そしてあああのヒトはすごいヒトだと多数派のヒトが褒め称える。
その上で「ワタクシ、ゲイでございます」とカミングアウト。ゲイであることによって差別されない市民権へのムーブメントを作っていく。

このあたりだろうな。まあキング牧師的なイメージだ。言葉を選ばないでいうと。

今の時代はインターネットなどで市井の人間でも社会全体への情報発信が可能な時代。近い将来「ゲイ界のキング牧師」が出現するとワタクシは睨んでいるでいるのですよ。
「生産性」うんぬんでゲイ的なヒトを「差別している」人たちがスゴスゴと表舞台から消えていく日をタノシミにしています次第です。
がんばれゲイのカリスマ☆

東洋アナキズムの基本は「大同」にあるという。天下を公になす。すべての人がのびのび暮らすことにより、愛敬忠恕の自然教化が起こり、ユートピアが実現できるとすればだ。
これにはカリスマの出現が必要☆

この日記。続く。