当たり前だけど、自分の親も歳を取ると言う事で・・・・。
幸いな事に、自分の事は自分で何でもやれているので、子供としては幸せな事だよなぁ・・と感謝をしてます。

自分自身、アチコチガタが出て来ているお年頃、先日兄弟で集まって飲んでいる時、「俺の飲んでる薬」とか、「俺はコレ」とか、「お前絶対にどこか悪いって。診てもらった方がいいんじゃね？」などと病気自慢！？（笑）が出てくるように・・・。
　そんなですから、自分の事は自分で出来て健康管理をきちんとしていた父であっても、病気は出てくるもので・・・。

　「右の耳の後ろ辺りにしこりがある」と言いだしたのが、２年・・・いや３年近く前か。
色々検査をしましたがはっきりせず、その時点で、しこりを除去する手術を行うと、神経のそばでもあるので神経を傷つけ顔面麻痺が出る恐れがあるとも言われ、取りあえず定期的に検査をして様子観察すると言う事になったのでした。（日常生活に支障もなかったので）
　ところが、去年の秋頃から、飲んだりすると痺れを感じるようになり、年末の検査後ようやく悪性であるとの判断が出て、腫瘍の除去手術を今年２月中旬に行う予定に。
　そのための入院の約１週間前、顔面麻痺が出て来てしまいました。
腫瘍が神経に触るくらいに大きくなったと言う事でしょう。
　３年近く前は、良性悪性の判断も出来ず、しかも取れば麻痺が出るかもしれないと言われ、病院側も積極的に手術を勧めなかったし、様子を見ると言う判断は仕方がなかったと思うのですよ。
　
で、その腫瘍の切除のために入院したのですが、その間の検査で、大腿部に４センチほどに大きくなった動脈瘤が見つかり、そちらの破裂の危険性の方が高いと言うので、動脈瘤のカテーテル手術の方を早く行う事に。
　そちらは順調に回復しました。
何しろ今年８６歳になりますから、体力の回復を考慮し一時退院して体力回復を待って・・・と言うのが最初の話でしたが。
　うちの父、若い頃から自分の健康管理は徹底してまして・・・（娘とは大違い・笑）
一時退院はせず、来週耳下腺腫瘍摘出の手術を行う事になりました。
こちらの方は、場所も場所だけに、時間も８時間ほどかかる予定。
一度出てしまった麻痺は、治る事は無いそうで、腫瘍の大きさによっては、今よりも麻痺が酷くなる事もあると。
（ただし、ある程度体力が回復したら、どこか（どこなんだ？）の神経をつないで整える（でも麻痺は残る）手術も計画に入っていると）
　腫瘍を詳しく調べないとわからないけれども、その後放射線治療や抗がん剤投与もあるかもしれないとも言われています。
子供たちとしては、年齢も年齢なので、持っている体力を奪ってしまう治療はどうなんだろう？？と言う話にはなっていますが、本人が受けると言うのなら本人の意思を尊重するしかないよね～と。

２年前に、動脈瘤乖離で突然亡くなった母も、最期まで自分の事は自分で出来る暮らしだったし。
　父にしても、８６歳まで何度か手術を受けたりしたこともあるけれど、元気で自分の事は何でも自分でするし出来ているんだし。
頑固で短気で、「なんなんだ～このクソおやじ！」と思う事多々だけど、子供としては儲けもんなのかもしれないなぁ・・としみじみ思う今日この頃。

取りあえず、来週の手術を無事に乗り越えてもらわないと・・・ね。